水彩絵の具・アクリル絵の具の三原色カラーにはまり、数種類購入して比較をしてみました。
↓今回はスパイファミリーのぬりえを使用します。
★★★★★★ターナー3原色カラー 耐水性絵の具
アクリル絵の具は
ターナー、ホルベイン、リキテックス、ニッカー
水彩絵の具は
購入のお店は画材・ものづくりのアートロコさんです。(楽天)
塗り方としては、はじめに肌色を作り、そこから混色で色を増やしていきます。
肌色は、赤と黄色で混ぜキャラクターに近い肌色を作ります。
赤と黄色だけで充分ですが、
白~卵色系の肌色は青をかなり少し混ぜます。
↓今回はスパイファミリーのぬりえを使用します。
肌色を一人ずつ塗った後は
最後に全色混ぜたら黒っぽい色ができるので、黒はコチラの色を使います。
髪の毛や制服などは他の色を徐々に混ぜながら色を作ります。
基本的に同じ色はできないので常に作る絵の具の量に注意します。
パレットは白い物が良くて、ちょっとの量であれば、スケッチブックなどの上で
混ぜると色がよくわかります。
最後に全色混ぜたら黒っぽい色ができるので、黒はコチラの色を使います。
※私は「完成されているブラック」は使用しません
↓色だけ比較するとこんな感じで、見た目が特別違うのは、リキテックスの青と赤です。
↓色だけ比較するとこんな感じで、見た目が特別違うのは、リキテックスの青と赤です。
※↑用紙はアクリルデネブ
↑原色と、赤+黄色の肌色系と 青+黄色 青+赤でグラデーションにして、一番右は黒っぽい物。黒に関しては
それぞれの原色を多めに入れると偏った感じの黒になります。
(赤系の黒とか、青系の黒とか)
真っ黒を使うよりきれいです。
クリックすると大きくなります。
よく見るとグラデ部分に差が出ていたりします。分離して混ざりにくいとか・・・
スパイファミリーぬりえの人物での比較について
普段はターナーの耐水性の絵の具を愛用していますが、
今回の比較はひいきなしに
それぞれの絵の具で一番きれいに塗れるように頑張ってみました。
筆も用紙も全て同じ物を使用しています。
用紙はキャンソンXLのリサイクルを使用。
この用紙は若干薄手で、再生紙風の汚れ感がある用紙です。
★★★★★★ターナー3原色カラー 耐水性絵の具
塗りやすさも、発色もダントツです。
耐水性なので、重ね塗りがきれいにできます。
肌色も数種類作れて、きれいに伸びるのでムラがでない。↑髪の毛でわかると思うのですが、きれいなグラデーションになります。
透明系のアクリル絵の具なので、2度塗りもきれい。
↓スキャナの関係でかなり薄いですが実際はもう少し色が濃く出ています。
まとめると・・・
全く問題が無いアクリル絵の具です。
★★★★★★ホルベイン3原色セット
塗りやすい!ですがグラデーションが苦手系のようです
ぼかしがうまくできない。2つの色が混ざらず分離されて乾く。
白っぽさがあるので、不透明では無い様です。
↓肩なども色が分離しています。
まとめると・・・
塗りやすいけれど、思ったように色が塗れないといった感じでしょうか・・・
★★★★★リキテックスガッシュアクリリックプラス
高校生から使用しているリキテックスだけに期待なのですが・・・
そもそも三原色の定義が他のメーカーと違う感じで、
他はマゼンダ、シアンを使用していますが、コチラはプライマリーレッドとプライマリーブルーです。
ブルーだけ不透明なので、混ぜると他も不透明になってしまう。
それでも薄塗りをしていますが、全体的に透明感は全くありません。
元のラインが白くなってしまいます。
おそろいの制服の色にしたかったのですが、色が思ったように作れない。
イラッとしながら塗った結果が↓です。 目の中のグラデーションは全て失敗。
三原色のテストがあったとして、手持ちの絵の具で行った場合
この絵の具で三原色を作るのはちょっと嫌かも。
コテコテのアクリル感があって、とても汚い。
以前にも、他の色でガッシュアクリリックプラスを使用して塗りにくかった経験があるのですが
このシリーズちょっと手強い。私との相性が最悪なだけかもですが。
普通のリキテックスの黄色いキャップの物はとても使いやすいです。
ちなみに、リキテックスのパッケージに透明・半透明・不透明と書かれているので、
自分のテイストに合った物を購入するとよいと思います。
★★★★★★NICKER アクリルガッシュ
発色は良いのですが、薄塗りがなかなかできない絵の具
グラデーションも全くできないので、ほとんど重ね塗り状態
薄塗りができないので、肌色を徐々に変えて塗れず、皆同じ色になってしまった
まとめ
だ・・だめだなぁ。
★★★★★★ターナー3原色カラー水彩絵の具
今回の三原色の中で一番色がきれい!!!
ターナーは耐水性と水彩があるのですが、こっちは水彩。
ダントツ色はきれいなのですが・・・・
学校で塗った水彩画のような色塗りになってしまいます。。。
水彩なので、重ねるとしたの色は引っ張られる。
そして、べた塗りはマダラ塗りになってしまう。↓制服が小学校の色塗りという感じ。汚い。
色はダントツきれいで、混ざり具合も問題なしなので、
アクリルを使いたくない場合の三原色の勉強によいと思う。
★★★★★MATCH 透明水彩絵の具
前回も上手に描けなかったけれ今回も無理でした。
水彩なので、混ざってしまうのが一番の欠点で、
それが無かったとしても、きれいな透明感は出ません。
グラデーションがきれいにならないので、影は同色では無く、グレーを作り重ねています。
これで、三原色の比較は全て終了デス。
ちなみに、私が好きな耐水性の水彩色鉛筆インクテンスで塗るとこんな感じ
三原色ではありません。 数色が上手にグラデーションできるところがうれしいな。
今回は、私視点での感想です。
塗り方や、用紙、水分量などで異なる結果が出ると思うので、参考の1つとしていただけると助かります。
まとめ
水彩で探すならば ターナー三原色カラー水彩絵の具
アクリル絵の具で探すならばターナー三原色カラー耐水絵の具 がよいです。
パッケージが似ているので気をつけてくださいね。
私のブログで三原色カラーを使用した記事
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